障がい者支援施設  清香園
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      秋号 平成24年10月31日発行(第107号)

行事予定

 11月3日〜4日 NINAKURU SHOP
            
明日香オープン
 11月10日    清香園感謝祭
 12月        クリスマス会
            
大掃除
            
冬休み帰省

ワークキャンプ (感想文)

  豊野中学校 2年 松本 菜々花

 私はこの2日間でいろんな事を感じることができました。
まず、私が今までもっていた障がい者のイメージが変わりました。私は今まで障がい者は話しかけにくいし、少し怖いしどう接していけばいいかよく分かりませんでした。
 でも清香園で2日間いろんな人達とお話ししているうちにすごく親しみやすいし、どんどん話しかけてくれるので話していて楽しかったです。
 一番最初障がいの基本知識を学んでいた時に環境のバリアフリーはどんどん進んでいるけど、人の心のバリアフリーは進んでいないとおっしゃってました。私も障がい者との関わりがなかったので無意識のうちに心のバリアが出来ていたけどこのワークキャンプで心のバリアがなくなりました。この2日間のワークキャンプで学べた事をいかして障がい者と関わって行きたいとおもいます。
 小川中学校 3年 澤田 佳奈

正直、ほんとに不安でした。どんなふうに接すればいいのか、どんなふうに話しかければいいのか分かりませんでした。
 1日目の午後の作業の活動でイメージがとても変わりました。私は環境整備班で「ゴミ分別」と「水やり」を一緒にしました。ゴミ分別の時みんな嫌な顔ひとつせずにせっせと仕事をしていたし、カンをつぶす時もリズムを奏でるようにカンをつぶして楽しんでいるように見えました。また水やりの時は、話しかけてくれ、手伝うと「ありがとう」とカタコトだけど言ってくれてとても嬉しかったです。
 そうしていく中で不安は消え、将来私もこんな仕事につければいいと思いました。この2日間とても心に残るワークキャンプでした。


ミナクル・ショップ 明日香 施設長 山内泰人
  4月に国道3号線沿いに開所した多機能型事業所「明日香」の1棟は産地直売の店
をするように元のガレージの骨組みを利用して建てました。清香園の優秀な産物(肥後
花茣蓙・地卵・漬物など)に地域の農家の野菜や果物を加えて販売して施設利用の障がい
者も参加して働く笑顔の見える店にすることを夢に描いていました。近くにスーパーも
食料品店も無くなってしまった地域の人達からも期待されています。勇躍して出荷者募集
をしましたが、想いと相違して、ほとんど応募がありません。地域の農家の人たちは保守的
で、開店した様子を見て上手くいくようなら出荷しようという構えのように見受けられます。
そのような中に、いち早く応募していただいた方々には感謝しています。
 このようなことで、当初の思惑は大きく外れました。そこで基本的な考えから建て直ししな
くてはならなくなったのです。「宇城と竜北の道の駅の間に位置する小さな店でお客さんに
立ち寄って貰うには如何に特徴つけるか?」を真剣に考えました。
 そして福祉施設の優秀な産品で県内ばかりでなく全国から魅力のある食品を揃えること
にしました。取り寄せて試食してみると、とても美味しい食品がいっぱいあることに驚き
ました。「この感動を伝える店にしたい」
と思いました。まさにミラクル(奇跡)です。
そこでお店のサブタイトルをミナクルショップ・明日香(皆来る店)としました。
こんな全国福祉施設の優れ物が並んで買える店は初めての試みとなります。
他の店との差別化では、これに加えてかねてより懇意の埼玉県川越市(江戸情緒を残す
観光都市で小江戸と呼ばれてきた)の地ビールの雄で数々の受賞に輝くCOEDOビール
熊本県で初めて取扱いをします。大手ビールを越える旨さで魅せます。
当分は金・土・日の週末3日間の開店ですが、是非おいで下さい。
11月3日(土)4日(日)がプレオープンです。翌週10日(土)11時からは同所の明日香で
感謝祭を行います。美味しいバザーは何でも百円、近隣施設のキッチンカーも参加します。
楽しい出し物もいっぱい、お馴染み『のさんオールスターズ』も東京?から駆けつけます。
乞うご期待!



活動班紹介

清掃部
 私たち清掃部は毎週火曜日・金曜日に熊本市内にあるマンションの
清掃に行っています。(年2回ワックスがけ)
「入居者の方に快適に過ごしていただけるように」
ゴミの分別、階段、廊下、駐輪場、外観等の清掃を頑張っています。



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