障がい者支援施設  清香園
                お問い合わせは (0964)−32−0444

 秋号 2014年11月1日発行(第115号) 



行事予定

11月15日
   
清香園感謝祭
 
12月
クリスマス会
大掃除・餅つき
帰省日



清香園へようこそ!
ワークキャンプ(参加された方の感想)
 ワークキャンプに参加して、様々なことを感じ学ぶことができました。清香園に来て、知的障がいとは何だろうと思いました。しかし、オリエンテーションで話を聞き、知的障がいについて理解することができました。1日目の交流会では、楽しく話をすることができるか大きな不安がありましたが、皆さんに元気よく笑顔で「おはよう」と声を掛けて頂いたので私も元気をもらいました。
少しずつ会話や活動により、接することもたくさんできるようになりました。
 2日目は、前日より多くの方に声を掛けて頂きました。また、笑っている方も多いように感じました。知的障がいがある方でも、自分でできることは自分で行っている方ばかりで、私もできることは自分でやろうという目標ができました。また、自分と人のことを考え、心の声を聴くことが大事だと学びました。この2日間はとても有意義なものでした。来年また参加したいと思いました。
           小川中学校 1年 橋田芽依さん
 


オリジナル品作り  統括施設長 山内泰人
 清香園は三十余年前に花茣蓙で県伝統工芸品に指定されて以来、それに
続く製品にもそれを作る障がい者のイメージアップになるように高い品質を心掛けて
来ました。養鶏班の鶏卵も俺ん地卵のブランドで道の駅で指名買いしていただいて
います。農耕班の本格梅干やらっきょ漬も固定ファンに支持されています。
ただ最近の悩みは開設して半世紀にもなろうとしていますので、作業に携わる施設
利用者の老化によって困難が増してきた事です。二十年やっていたお茶の栽培も
今年の春の収獲で皆様に惜しまれながら終了して地主に返還しました。しかし、
障がい者の工賃アップを要請される環境にありますので、作業収益を下げる訳には
いきません。そこで知恵を絞っている現状を報告したいと思います。
 国道3号線沿いに開店したミナクルショップ明日香は2周年を迎えます。大店の
道の駅の間の小店ながら、品揃で特化してだんだんお客様に支持されて来ました。
毎月盛況のワンデイマーケットなど矢継ぎ早のイベントの企画力と客層の若さ
(アラフォーの女性)では道の駅をすでに凌駕しています。この店では地卵の派生
商品のプリンが好評で、テレビ2局の思わぬ応援があって、3倍に増産しても足り
ない程のヒット商品となりました。無添加で離乳期の赤ちゃんから老人まで安心して
楽しめる食品を目指して試行錯誤して開発した成果がやっと出ました。
第二弾の自家農園産栗プリンも飛ぶ売れ行きです。第三弾は、卵の良さを感じられ
る茶碗蒸しを只今開発中です。手のかかる本格梅干しを半減したので余りは胃癌
予防に効果のある梅肉エキスや紫蘇ジュースの素にしました。この夏に千本完売
した紫蘇ジュースですが、食品衛生法に沿って長期保存が出来る瓶詰めにしたい
と思っています。見た目は高級化しますがコスト増もあり課題がいっぱいあります。
高級化・高価格で、現在の顧客が果たして買ってくれるだろうか?これをいくらに
して?どこでどのようにして売るか?悩みは尽きませんが、頑張ります。
どうぞご支援下さい。



活動班紹介
機能訓練班
 高齢化に伴い、体力面や普段の動作全般に危険を生じる場面を
感じる方が増えてきているのが現状です。以前は農耕、イ草、養鶏で
活躍されてきた方々が一線から退くのは皆さん抵抗がありました。
しかし、これからもより充実した生活を送って頂くため、それぞれに
持っている力を維持、増進してもらう事を目的に発足しました。
 介護予防活動を行い、日々を活き活きと生活して頂くため、今後も
より充実した活動に取り組んでいきたいと思います。



これまでの園たより
第104号
第105号
第106号
第107号
第108号
第109号
・第110号
第111号
第112号
・第113号
・第114号