障がい者支援施設 清香園 お問い合わせは (0964)−32−0444 |
秋号 平成25年10月30日発行(第111号) |
行事予定 |
11月9日(土) 清香園感謝祭 |
12月 クリスマス会 大掃除 冬休み帰省 |
清香園へようこそ! |
ワークキャンプ |
毎年恒例のワークキャンプが、今年も開催されました。 7月豊野中学校・松橋高等学校の方が8月に小川中学校 小川工業高等学校の方が来園されました。 今年も色んな活動を経験していただき、楽しい時間を過ごす 事が出来ました。 |
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感想文(豊野中学校参加者) 今回、初めてのワークキャンプで最初はとても不安と緊張で いっぱいでした。それにどんな事を話したらいいのか全て分かりませんでした。そして、対面式が始まりました。私は、どうすればいいのかよく分からず、無言で座っているだけでしたが、しゃべりかけて頂き、少し不安と緊張が減りました。それからは、沢山の人と話すことが出来、名前も覚える事が出来ました。 私は、活動していて大変だけど楽しいなと思いました。相手が思っている事や伝えたい事を理解するのは難しいけど、理解出来ると笑顔になれました。「来て良かったな」という気持ちでいっぱいです。学んだ事を生活にきちんといかしていきたいと思います。 |
感想文(小川中学校参加者) このワークキャンプで学んだ事は、いつも”笑顔”でいる事です。職員の皆さんは、いつも笑顔で接していて、その笑顔は清香園にいる人たちを、安心させるものなんだなぁと思いました。清香園に来て1日目は何をすればいいのか分からなくて、何も出来なかったす。障がいについて学んだり、交流会で清香園の皆さんと話したり協力したり活動では、入浴の手伝いや貼り絵をしたりして、予想していたよりもはるかに楽しさがありました。ワークキャンプに参加して良かったと思います。 この2日間は、自分の人生によい経験が出来ました。 本当に楽しかったです。 |
環境に適応する 施設長 山内泰人 |
「農耕班の主任がやつれているよ!どうにかしてやらんと・・」と ある理事から勧告を受けました。中度と重度の知的障がい者施設 としては出来過ぎなほどの高品質で作っている産物(特に加工品) を見直すことにしました。開設して47年になり、施設利用者も老齢化 が目立ち、生活の支援に労力がかかるようになってきています。 障がい者と老人が合わさった実態になっています。それぞれの産物 が安心・安全で高品質、しかも良心価格で地域のみならず遠方の お客さんから好評を得ていますので、どれも捨てがたいのですが、 生産量を半減しても労力が半減する訳ではありません。どれか1つ でも思い切って止めなければ軽減できないのです。 「何に一番手が懸っているか?」と問えば「梅干です」と即答が ありました。最近の現場の実態は主に職員が作っているようなこと になっているのです。昔ながらの本格的な作りで良い塩梅(あんばい) の味で大好評を頂いていますし、私も常食していて、止めると早速 困ります。最近の研究で日本人に一番多い癌(年間3万人死亡)の 胃癌の原因の98%はピロリ菌であることが判明し、除菌に梅干が 効果的と知った矢先でもあります。そこで来年からは梅肉エキスを 全面的に作ることにしました。効能は梅干しの50倍あって、材料は いっぱい必要ですが製造は簡単です。新たな需要を開拓する必要は ありますが、優れものですので、従事者の作業収益を確保するためにも 頑張ります。 さて、国道3号線沿いに昨秋開店したミナクルショップ明日香は大店の 道の駅の中間にあって苦戦していましたが、だんだん存在感が出て 来ました。コンサルタントの先生から「道の駅にない2つの強みがある」 と褒められました。客層が若いことと、イベント企画力があることです。 月末土曜日のワンデイ・マーケットは出店あり、ミュージックありで子連れ のお客様で毎回大賑わいです。お客様を喜ばせる企画をして賑わいを 作れば結果として売り上げも上がることが実感できました。 恐竜やマンモスのように大きくて強い者が生き残るとは限らないのです。 地域の皆さんの喜びを創造する者が適者として生存していくことを 改めて認識し、勇気をいただきました。 |
多機能型事業所 明日香 生活訓練・通所 |
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明日香・生活訓練事業は自立に向けて、学習面やコミュニケーション 体力維持などのプログラムを実施しています。 今年は、母の日に写真たてを製作したり、宮田農園(三角町)の 食と農の体験塾でピザ作り体験とフードパル・永田パンでのパン作り 教室に参加しました。 これからも様々なことにチャレンジしていきたいと思います。 |
これまでの園たより |
・第104号 |
・第105号 |
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・第107号 |
・第108号 |
・第109号 |
・第110号 |